今日のおかずは炊き込みご飯

主婦の子育てと日常

子宮筋腫の摘出手術を受けたレポート③

2016年4月、直径10cmと大きく育ってしまった子宮筋腫を、開腹手術によって摘出しました。
初めての入院、初めての手術で怖いことや戸惑うことがありました。
同じように子宮筋腫がある人の参考になればと思って、レポートを書いてみます。
(当時書いていた日記を元にしています)

他の話はこちらから↓

今回は、入院前日の準備と、入院日(手術日前日)の日記です。

入院日前日までの準備

周りに報告

自分の両親と、職場に入院と手術について説明した。
両親は心配してくれて、お守りをくれた。また、母親が入院日から数日、こちらで看病すると言ってくれた。

その時は大げさだなと思いました。40近い子供の手術、しかも特に生死が分かれるものでもないんだからと。しかし今となっては感謝です

職場は、入院中は休むことを説明。また、退院後もすぐには日常生活に戻れず自宅静養なので、1か月くらいはちょいちょい出勤しながらだらだらしますということと、その際有給休暇を限界まで使わせてもらうぜということを、もう少しビジネス風に伝えた。
これも了承してくれた。

入院準備

入院時に持っていく荷物の準備

病院から言われた持ち物

パジャマ
バスタオル
湯呑
お箸・スプーン
洗面用具(歯ブラシ)
お風呂用具(ボディーソープ・シャンプー)
時計
加圧靴下(手術前にくれた)
グランゼ(腹巻。手術後の傷を守る)
T字帯(ふんどしのようなもの。手術後にはかされていた)
着替え
スリッパ
診察券
保険証
承諾書類

自分でほしいと思ったもの(主に娯楽グッズ)

お金
DS
小説
携帯電話
ティッシュ

あれば良かったと後悔したもの

うちわ
ふりかけ
醤油
ランドリー用バッグ

入院準備で特に注意が必要なもの

さて、入院時に用意したものを覚えている限りずらっと挙げてみましたが、この中で特に注意したいものをピックアップしていきます。
これから入院する人へ届くといいなと思います。

湯呑

湯呑というよりはマグカップです。
食事の時にお茶を入れるのに必要である、と説明されました。
ただそれだけではなく、お水を入れておいて飲みました。
これは大活躍しました。
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必ず、ストローがついているタイプがいいです。
手術後、24時間は自分で起き上がることができません。普通にマグカップやペットボトルの水では飲めません。ですので、ストロー付きマグカップが最強です。ふたもついていて、倒してもこぼれないタイプが良いと思います。
これがないと、生き延びることができませんでした。

娯楽グッズ

入院中はヒマです。

といっても、手術後数日は身動きがままならない上に発熱もあり、あまり遊べませんでした。

私は当時ガラケーだったので、スマホぽちぽちもできませんでした。
DSと小説で乗り切りました。

食事を彩るグッズ

病院の食事は、噂通り味気がありません。醤油とふりかけは大切です。あとは、好きなお漬物もあると良かったなあと思います。

ランドリーバッグ

お風呂へ行くときに、着替えと洗面用具を持っていくのに必要です。あとは、洗濯機の往復にも必要でした。
私は気の利いた袋は持っていかなかったので、レジ袋で乗り切りました。
もう少しいい袋があったら良かったなあと思いました。

↓日記再開です。

入院当日

病院へは午後の3時に行く予定だった。
午前中は家のことをした。そして、区役所へ行って、高額医療費制度の書類も受け取った。
午後、ついに病院へ行く。
夫は一緒に行こうかと言ってくれたが、別に荷物を持って病院へ行くだけだから大丈夫と答えた。

入院手続きは簡単だった。
受付をして、身長と体重を測った。そして、腕にバーコードの輪を巻く。音楽イベントの入場権利のようだ。
病室へ案内された。4人部屋の通路側。荷物を片付け、一呼吸。
しばらくすると看護師が来て、今回の手術のこと、術後のことを改めて説明してくれた。
入院前説明でも聞いていたから、そんなに新しい情報はなかった。
加圧靴下を渡され、明日はこれをはくようにと指示をされた。

夕方になり、母が来た。静岡に2泊するらしい。正直言って、大げさだなと思った。一人の時間を満喫したかったから、もう少しゆっくり来ればいいのにとすら思った。

夜には夫も来た。
20時の面会終了まで、二人ともいてくれた。
22時の消灯まで、持ってきた小説を読んだりしてリラックスしてすごした。消灯後はすることがなくなってしまい、布団をかぶってDSをしたが、気持ちが高揚しているのか、あまり集中はできなかった。
明日は9時半から手術。
0時頃に寝ようとしたが、なかなか寝付けなかった。

次はいよいよ手術編です。